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5月 登園時、泣いているのはどんな時?

2021.5.1 園長ブログ 未分類

5月 登園時、泣いているのはどんな時?

入園・進級おめでとうございます!
新学期が始まり、早一ヶ月。
アベニール保育園に通う子ども達は、少しずつ新しい環境に慣れてきた様子です。

 

 

初めての保育園、お子様が保育園へ行きたくないと泣いてしまうこともあると思います。
子ども達はどんな時に泣いているのでしょう。
今回は原因と対応を、アベニール保育園での子ども達の様子を例に挙げて見ていきます。

【泣いているのはこんな時】
園の前に着いたとたんに大泣き~不安な時~
いつも見慣れたお家の方と離れ、見知らぬ保育者と過ごすのは、子ども達にとって未知の時間。
保育者の笑顔だって最初は笑顔に映らないかもしれません。
又、新たな環境に対する緊張のなか、他の子どもの泣き声は不安を煽るもの、
もらい泣きをすることもあります。
園の前に着いたとたん大泣き~切り替えが難しい時~
お家を出る前に最後まで見れなかった大好きなテレビ番組。「最後まで見たかったのに。」と
ご機嫌斜めで登園。園に着くや否や大泣き。その子にとっては保育園どころではない状況と
なることもあります。
玄関で靴を脱ぐところまでは順調でも、保育室入室時に「嫌だ―!!」となる子もいます。
保育室に入るのは、勇気が必要な時もあるのです。
初登園日から元気に登園してたのに急に泣いて登園するように~気付いた時~
“保育園に通うのって楽しい”“お友だちや先生と過ごすのが好き”と思っていても、ある日、
お家の方と離れるという事実に気付くのです。ゆったりした感覚の子どもだと、入園から
数か月後に気付く子もいます。寂しさとは、そんなに遅れて来るものなのかと思ったりもしますが、意外とよくあることでもあります。

【他にもこんな原因があります】
環境の変化:家庭での生活リズムが変わった時や、兄弟姉妹が出来たり、
お家の方と過ごす時間が少なくなった時。
そんな時はお家の方と一緒に過ごす時間を少し多く作るだけでも、
子どもの心にゆとりが生まれます。
・イヤイヤ期
:何を言っても「嫌だ」と返ってくる時ですね。
さっきまでご機嫌で遊んでいたのに大方原因のわからないスイッチ
によって発動します。
そんな時はいつもの質問をクローズドクエスチョンに
変えてみるのが有効的です。自我の芽生えを大切に、
本人に選択してもらうように聞くのが良いでしょう。
例えば、「お片付けしてくれる?」よりも
「自分でお片付けする?それとも一緒にお片付けする?」
というような具合です。
休み明け:お休みの間、お家でゆっくり家族の時間を過ごした子ども達は
保育園での生活を忘れてしまうことがある為、特に連休明けは、
入園当初の寂しさをぶり返すことがあります。

【子どもが泣いたときの対応は?】
子ども達が保育園に慣れるまで、泣いているのはごく自然な事です。特に4月は保育者も毎年恒例と認識し、そんな子ども達の姿も微笑ましく思っています。私たちに出来るのは、毎日登園する子ども達が楽しく過ごせるように様々な工夫をしながら明るい笑顔で過ごす事です。
●登園の際は、切り替えが肝心です。長い間お家の方との別れを惜しんでいると、それこそ離れ難くなってしまうもの。保育室に入室してしまえば意外と直ぐに泣き止むこともあります。お家の方が心配されても仕方のないほどに泣く子もいますが、不安な表情よりも笑顔で見送ってもらえると、子ども達も安心感が増すようです。
●一日慣れない環境で頑張った子ども達、お迎えが来ると目をキラキラさせて喜んでいます。きっとお家に帰ったらすぐに眠りについたり一日頑張った子ども達にはたくさん褒めて、ぎゅっと抱きしめてあげてほしいなと思います。褒められることやお家の方とのスキンシップが取れることは子ども達の安心に繋がります。

アベニール保育園では、子ども達が園に慣れるのが早いように感じています。これもひとえに、保護者の皆様からのご協力を頂いているからこそなんだと感じる毎日です。お陰様で、今年度行う様々な催し物もより一層楽しみになっております。
子ども達にとって楽しい保育園生活が過ごせるよう、笑顔あふれた一年にしていきたいと思います。

施設長 石川