⛵️うみ組⛵️五感を通して...
⛵️うみ組⛵️五感を通して...
気温もちょうどよい日が続き、過ごしやすくなってきましたね。
寒暖差もあるので、ご体調を崩されないようになさってくださいね。うみ組の山根です。
入園から半年が経ち、うみ組3人の可愛い男の子たちも、全員1歳のお誕生日も過ぎ、はいはい、つかまり立ち、歩いたり・・・とても元気に過ごしています。
10月になり、とても過ごしやすくなり、近くの降園にも立ち乗りカートでお出かけしています。
ダイナミックに降園でハイハイしたり、ベンチでつかまり立ちをしたり、楽しく過ごしています。
養老孟司先生(医学博士)の幸福感のお話を読みました。そういえば、年に一度ある数十年前のモンテッソーリ教育の全国の大会の時に、基調講演をなさったことがあったことを思い出しました。
お話の中で、自然の中で自由に遊び、身体感覚を豊かに育むこと、五感を通した体験が子どもの幸福感に繋がるのだと、自分の中で理解しました。先回りせず、子ども自身が様々な経験をして発見しながら、学んでいくことがとても大切なのだなと感じました。「生まれてから感覚を使う事によって、脳の枝の部分が整えられていく」と言うお話がとても興味深く感じました。
養老先生は、自然の中で遊んだ自身の少年時代の経験から、花や虫などと触れ合うことの大切さ、乳幼児期に自然の中で自由に遊ぶことは、花鳥風月に親しむ感性の原体験となり、大人になっても幸福感を取り戻すための土壌となると言われていました。
身体を作る時期でもあるので、運動の面でも、粗大運動も大切ですし、砂に触れたり、風を感じたり、香りを嗅いだり、様々のものを触ったり、見たりすることで、子どもたちは大人が考える以上に沢山の学習をして、脳を発達させ、整えているのですね・・・と思います。そして大人になってからもその幸福感が生きる源につながっていく、本当に大切な時期だとあらためて再認識しました。
その姿を見て、また私もお子様の行動一つ一つを尊く愛おしく感じながら、お預かりさせていただいていることの責任を深く感じます。
一日の終わりに子どもたちがいつも幸せな思いで降園してもらえるよう、そのお話を知り、いつも心が平和で幸せに過ごせるように努めていきたいと、日々感じる今日この頃です😊