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子ども達の成長 ~ひとり遊びの大切さ~

2019.12.3 園長ブログ

子ども達の成長 ~ひとり遊びの大切さ~

舞い散る枯れ葉や冷たい風に、本格的な冬の訪れを感じるこの頃。

子ども達は寒さに負けず毎日元気いっぱいにかけまわっています!!

 

よちよち歩きだった子ども達も立つところから歩行する喜びに成長し、

様々な成長・発達を見せてくれた1年のように感じます。

子どもの行動は思いがけないことも!?ありますが、そんな場面も面白く、笑ってしまいますね♪

毎日の子ども達のエピソード報告は楽しみのひとつです。

 

ひとりひとり個性豊かな子ども達。

笑ったり、泣いたり、時に言い合いになったりと…毎日大忙しです笑

おしゃべりも大好き。お友達同士、会話を楽しむ姿も見られてきました。

お友達の名前を呼びあって笑っている光景にこちらの気持ちもほっこりさせて

くれます。

 

異年齢の交流では、ちょっぴりお姉さん風を吹かせたりする場面も♡♡

自分より小さいお友達へも自然と優しく声をかけたり、見守っていたり。

小さい子も負けてはいません。私だって!と遊びの中に入っていく姿は

とてたくましい姿に思えます。自我も芽生え始めていますよ。

どこで覚えてきたのだろう?と思うほどの観察力や行動力に関心してしてしま

うと同時に大人を驚かせてくれるパワーをもっている子ども達。

集団でいる楽しさや喜びを感じながら成長していく子ども達ですが、まだまだ

未熟な部分もあります。

「うちの子はみんなと遊べているかしら?」

「集団の中に入れているかしら?」

ふと心配になることが成長につれてあるかもしれませんが、今は一人遊びが大切であり必要な時です。

子ども一人一人が興味・関心を持ったことに没頭できる力が身につけば、自然と集団に交わり、友達と遊ぶ楽しさを知ることが出来るようになります。

今回は一人遊びの大切さをお知らせしていきたいと思います。

子どもにとって、一人遊びとはどのようなもの?

 

一人遊びは子どもの思考力を育てる上で重要です。

 

「一人遊びをしている子どもの表情を、よく観察してみてください。真剣に何か考えていたり楽しそうな表情で遊んでいたりするのではないでしょうか? そういうときは、いろいろなアイディアを試したりストーリーを思い描いたりしながら、自由な自分の世界に集中しています。つまり、一人遊びとは、その子が自分自身の内面世界を広げるためのもの。その子にとって大切な時間と考えていいでしょう。」

一人遊びに没頭するとき、子どもの頭と心の中では重要な成長が起こっているのですね。

見守るだけでいいの?こんなときは声かけすべき?

一人遊びを見守るときは、どんなことに配慮すればいいのでしょうか

「子どもは自己中心的で周りが見えていないのが普通。そのため、一つのおもちゃをずっと独占して遊んでいることがよくあります。そんなときは、子どもの集中力が緩んだのを見計らって、『お友達が待っているから貸してあげて』などと声かけしてあげてください。」

そうすることで、子どもは「自分以外のお友達がまわりにいるんだ」ということに初めて気づくのだそうです。

小さなうちは一人遊びに集中させて

子どもが「友達と協力して遊ぶ」ことを本当に楽しめるようになるのは、5歳の後半頃から。それまでは、集団で遊んでいるようでも親や保育者にフォローされながらの遊びで、むしろ一人遊びのほうが多いのだとか。

「友達と協力して遊ぶ集団遊びと、自分の内面の世界を広げる一人遊びとでは、遊びの種類がまったく違います。ですから、子どもが一人遊びに集中しているときは介入しないほうがベター。静かに見守ってあげてほしいですね。」

「遊びとは学習である」とも専門家は話します。

一人で遊ぶことも、友達と遊ぶことも、子どもにとって大切な学びなのですね。

 

施設長 橋崎