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パズルで集中力UP!~パズルの楽しさを知ろう~

2020.3.11 園長ブログ

パズルで集中力UP!~パズルの楽しさを知ろう~

少しづつ、集中して遊ぶことの楽しみや同じ玩具を使っていても遊びのレパートリーが増えていくなど

子ども達の遊びの中でも成長・発達が見られる3月。

その中でも、形に興味を持ち、色や物の名前を子ども達同士、話をしながら集中して遊んでいるパズルをご紹介致します。

 

パズルで遊ぶことによって、集中力や想像力などを養う効果もあるようですが、それぞれの年齢やレベルにあったパズルを与えることが大切です。

幼児期にパズルで遊ぶ効果やどんなパズルを子供にすすめてあげればいいのかパズルのメリットについてご紹介します。

★パズルは楽しいだけでなく、色々な力を養う効果がある!★

パズルを楽しむ子供
ただ、楽しく遊ぶだけではなく、パズルには次のような様々な力を養う効果があります。

  1. 想像力:完成図を予想したり、次にどのピースが入るのかを予測する
  2. 観察力:ピースの形や色をよく見て正確にはめ込む
  3. 集中力:完成させようと1つの事に集中して最後までやり遂げる力
  4. 手先の器用さ:ピースを掴むことによって指先の運動になる
  5. 論理的思考力:失敗からどうしたら作りやすくなるかを考える力

「論理的思考力って何?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、論理的思考力は物事を客観的に見て、難しい事柄をいかに簡単にして周りの人に伝えることができるかというスキルのことです。

乳児期には少し難しいかもしれませんが、日々の積み重ねと、子ども達の成長・発達は様々ですので個々の可能性として考える事が大切だと思います。

一見パズルとは関係なさそうですが、色分けしたり、枠から作ったりどうしたら効率良く作りやすくなるのか、完成させるにはどうしたらいいのか、失敗の経験と考えることの繰り返しすことが、論理的思考力のはじめの一歩的な役割を果たしてくれるそうです。

また、パズルのいいところは繰り返し遊べるところ。「この前より早くできた!」、「今回はこっちから作ってみよう」と同じパズルでも違った角度から楽しむことができます。

★年齢やレベルに合ったパズルを選ぼう★

パズルも色々な種類がある
色々な効果があるからと言ってどんなパズルでもいいわけではありません。子供の年齢やレベルにあったパズルを選んであげましょう。

「1~2歳」はまずはごく少ないピースから

型はめパズル
歳児向けに2ピースからというジグソーパズルがあります。簡単過ぎると思われるでしょうが、1歳児にとっては初めて見る2ピースだけでも完成させると嬉しいようです。

嫌がらなければ、3ピース、4ピースと徐々に増やしてあげましょう。2歳ぐらいで10ピース以上のパズルができるようになる子もいますが、様子を見ながら徐々に増やしてみましょう。

わざわざ買わなくてもカレンダーやチラシなどを適当に切って手作りパズルを作るともっとお手軽にできます。

また、ジグソーパズルのようなピースをはめ込んでいくものだけパズルではありません。○△□など型が合うとポコンと箱の中に落ちて行く”型はめパズル”もオススメのパズルです。

型に合うように向きを変えたり、反転させたりというのは1・2歳にとっては新しい発想です。

最初はできなくて「イヤー!」と怒ってしまう子もいると思いますが、できるだけ成功体験を増やしていくことで、何度でもやってみたいという思いと、続ける楽しさがわかると集中力も高るのでパズルはオススメです。

ご自宅でゆっくりできる時間にお子さんと一緒に楽しめる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

こんなに出来るようになったんだ、集中している様子も伺うことができるかも知れません。

今後の子ども達の成長・発達にワクワクしましょう♪

 

施設長:橋崎