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『桃色の塔(ピンクタワー)』のおしごと🌈にじ組

2023.10.19 2歳児 モンテッソーリ 子どもたちの日々の様子 感覚教具

『桃色の塔(ピンクタワー)』のおしごと🌈にじ組

こんにちは。金木犀の香る季節になりました。秋らしさを感じる今日この頃ですね。にじ組の保育士山根です。

2歳半前後からの教具、『桃色の塔(ピンクタワー)』を子ども達は、集中して取り組んでいます。ピンクタワーは、今の時期の子ども達にとってとても魅力的です。綺麗な桃色、正確な立方体、規則的に積み上げられたタワー…etc

私が、「一個ずつ運ぼうね。」と言うと、お約束を守って、1つ1つ丁寧に、立方体を運んでいきます。

じっと立方体を見て、大きさを感じながら、丁寧に運んだ後、大きい立方体から、小さい立方体を積み上げていきます。残った物の中から、1番大きなものを選んでいき、その後、絨毯の周りをぐるっと回って塔の調和を見ます。

積み上げられるととても嬉しいようです。最後の1㎝×1㎝×1㎝の立方体は小さくて、上手に乗せられないとコロコロと落ちてしまうので、みんな集中して取り組まないといけないので、真剣な目で、取り組んでいます。気づかれないように、その表情を見ると、本当に頑張っていて、愛おしく感じます。積み上げられると私の方を見て「できた‼️」という表情、私も頷いて、喜びを分かち合い、幸せな気持ちになります。いつも子ども達からいただくものばかりだなと感じる一瞬です。

モンテッソーリ教育はどんな教具も直接的な目的と、間接的な目的がありますが、この『桃色の塔』の直接的な目的はしっかり見る事(視覚)で、規則的な立方体がだんだん大きくなっていったり、小さくなっていくことを知り、触ることで重さの違い、大小もわかります。

間接的な目的は、大小様々な、立方体を運ぶことで、手、腕の筋肉の使い方、調整の仕方を学び、また積み上げられた正確な美しい塔を通して、美的感覚、また観察力を育てながら、1㎝×1㎝×1㎝から10㎝×10㎝×10㎝までの立方を扱うことで、数への導入にもります。

今の時期、にじ組さんにとって、とても良い教具で、みんな何度も何度も何度もくり返し行っています。モンテッソーリ教育は、選ぶことと、繰り返す事が重要ポイントなので、適切な時期に良い教具を提供していきたいと思います。☺️